2021-05-26 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
文科省の学校保健統計調査によれば、直近の二〇一九年度と五年前の二〇一五年度を比較すると、学校健診で、歯列・咬合と診断された児童生徒は、小学校で四・三六%から五・〇四%、中学校で四・九九%から五・三八%、高校で四・〇二%から四・五三%と増加しているんです。にもかかわらず、経済的負担の大きさから、一人親世帯や低所得者世帯の場合、治療を断念することが多いと伺っています。
文科省の学校保健統計調査によれば、直近の二〇一九年度と五年前の二〇一五年度を比較すると、学校健診で、歯列・咬合と診断された児童生徒は、小学校で四・三六%から五・〇四%、中学校で四・九九%から五・三八%、高校で四・〇二%から四・五三%と増加しているんです。にもかかわらず、経済的負担の大きさから、一人親世帯や低所得者世帯の場合、治療を断念することが多いと伺っています。
家庭に学校から届けられた歯科健康診断結果のお知らせという通知には、要受診の欄に、虫歯、歯肉の病気、検査が必要な歯、顎関節、歯列・咬合、歯石の沈着など、その他あるんですけれども、今日は、歯列・咬合について伺いたいと思います。 歯科矯正治療の医療保険適用は、先天性疾患に起因する咬合異常について歯科矯正の必要性が認められる場合に限られておりまして、当初は唇顎口蓋裂に限定されていたと伺いました。
一方で、今御指摘いただきましたとおり、唇顎口蓋裂などの先天性疾患に起因する咬合異常、あるいは顎変形症などによる歯列の不正、こういったところが保険適用となっております。 この保険適用となる疾患につきましては、二年ごとの診療報酬改定の際に、関係学会との議論を踏まえまして、重度の咬合異常を引き起こす可能性等を考慮して、その範囲の見直しを行ってきております。
これ、丸打ってありますけど、歯列や咬合の部分がありますね。ちょっと歯並び悪いんで検査してもらってきてくださいという、こういう学校からの案内なんですね。 ところが、これ、これはもう保護者からの声なんですけど、学校からこういうのが来るんで歯医者さんに行って検査をすると、相談料だけで数千円、検査料は五万円から五万五千円、六万円なんですね。保険適用利かないんですよ。
一方、唇顎口蓋裂といった先天性疾患に起因する咬合異常でありますとか、顎変形症などによる歯列不正、こういったものについては保険適用としておりまして、そういった保険適用となる歯科の範囲につきましては、二年ごとに診療報酬改定がございますけれども、その際に関係学会との議論を踏まえまして適用範囲の拡大行ってきたところでございまして、最近の改正でも拡大をしております。
学校保健調査見ると、歯列・咬合の異常で要診断とされる割合は、二〇一八年だと四、五%程度なんですけれども、これ、もうぜんそくやアトピー性皮膚炎よりも高い割合になっているんですね。イギリスなどでは、公費による小児の歯科矯正の対象は日本よりも相当広いです。
もう一点指摘したいのは、歯列・咬合異常で要治療と指摘されたけれども、保険適用ではないために治療ができないという問題なんです。 兵庫県保険医協会の調査では、内科、眼科、耳鼻科、これ資料の最後のページですね、歯科の受診率を見ると、歯科の受診率三三%、顕著に低いんです。中でも、歯列・咬合異常の受診率は二六%。これ、受診しても本当に歯列矯正までやっているかどうかということも私は疑問だと思うんですね。
歯科疾患管理料、口腔機能管理加算、そして、そしゃく能力検査、咬合圧検査等であります。 また、診療報酬本体もプラス〇・五五%のプラス改定であるわけでありますが、医科、歯科、調剤の配分比率も一対一・一対〇・三ということで、歯科はプラス〇・六九ということも確保されたところでございます。
歯科の技術料については、平成三十年度診療報酬改定において、口腔疾患の重症化予防や口腔機能の低下への対応を推進する観点から、新たに咬合圧検査などの新規医療技術を保険導入するとともに、既存技術の評価も引上げをさせていただきました。 また、歯科の診療報酬、初診、再診の御指摘がございました。
皆さん実感おありになると思いますが、歯科に行くと、よくかみ合わせで赤い咬合紙をかまされます。あれは本当に何ミクロンの厚さです。あるいは、髪の毛一本が口腔内に入っても非常に気になる、そういう精緻な世界の話でありますので、日本の高い歯科技術、歯科技工の技術が絶えることがないように願っております。
人間も、もちろん自然の一部でございますが、人間は、食べ物を調理できたり、また、歯がなくなってしまったら、入れ歯やブリッジ、そしてインプラント等によって、いわゆる咬合、かみ合わせを回復して、そしゃくすることができる、かむことができる、そして栄養にすることができる、自然界で特有の生き物でございます。
また、全身の健康と咬合の関係については、咬合を改善してしっかりとかむということが認知症の予防につながるという明確な調査結果も出ています。 今回の改革では、予防医療をどのように組み込んでいくのかが我が国を健康長寿国にすることに大きく関係すると思いますが、野田総理大臣の御見解をお尋ねしたいと思います。
御指摘のかみ合わせについてなんですが、こちらの問題も、咬合機能が骨格、筋力の増強因子の一つであるというような報告もなされるなど、学術研究の成果も発表されているところでございまして、非常に、今後のスポーツ医科学研究を生かして、こうした取組も含めて、スポーツの振興に図っていきたいというふうに思っております。
それから、先ほど委員もおっしゃいましたように、かみ合わせ、咬合がいいことは将来の糖尿病の発症率、あるいは心筋梗塞、脳梗塞の発症を抑えるという予防効果もやっぱり言われているわけですから、私どもとしてはこれを、歯の健診については年代を問わずやれるようにしたいんだという方向性を厚生労働省としては持っているということを申し上げまして、この見直し、新政権の政策に沿って、予算規模、事業の内容、使われ方等々含めてもう
例えば、歯周病と糖尿病あるいは歯周病と虚血性心疾患の相関関係等、こういったのも今後は恐らく、国も認識をされておりますから、いろんなデータを集めていかれるというふうには聞いておりますけれども、同時に、そしゃく、かむことと脳機能の関係、あるいは咬合、咬合口径と頸椎を介した姿勢制御の問題等もだんだん明らかになってきました。
例えば、有床義歯に係る患者のニーズの動向を踏まえて創設されたというのはこの金属床による総義歯の基本的な考え方でありますし、金属床総義歯とは、義歯粘膜、義歯床、床ですね、義歯床粘膜面の大部分が金属で構成されていて、顎、あごの粘膜面にその金属が直接接触する形態で、なおかつ金属部分で咬合、そしゃく力の大部分を負担できる構造の総義歯をいうんだと、こういう定義がきちっとされておりまして、保険外のこの金属床の部分
○吉田(幸)委員 質問ということではないんですが、今の介護保険でもう少し早急に明確化していただきたい点は、どんな分野で介護保険の内容というか、例えば刷掃指導なのかあるいは咬合管理なのか、もう少し詳しくお知らせをいただきたいと思います。それと、どのように点数化していくのか、あるいはどのような経路で点数が適切かどうかの審査をされるのか。あとは支払い方法、今までと同じような支払い方法で行われるのか。
○吉田(幸)委員 重要ということでお考えをいただいているようですが、具体的に私が承知している中では、嚥下性肺炎、これも何度も説明また質問させていただいておりますが、嚥下性肺炎によって肺炎がより急性化をしたり、最近では明確なデータというのはそろっていないようなんですが、消化器系の疾患から口腔内の常在菌が発見されたとか、また、かみ合わせをうまく、咬合改善をすることによって意識障害が改善したとか、いろいろな
○渡辺孝男君 学校歯科医をされているような方からも、そういう咬合不正で要診断あるいは要治療というふうに診断され、それを連絡しますと、やはり検査するのにもこれは保険適用がないということで保護者の方から困ったというようなお話を聞いている、そういうお手紙もいただいておりまして、もしそういう治療を受けるとすれば現在のところ保険がきかない方が多いわけで、五十万から百万ぐらいかかる。
日本におきましてもそういう咬合不正というものが多い。しかも歯科矯正の治療を受ける方もどんどんふえてきているような状況でありまして、そういう学童児の不正咬合の発生頻度というものが実際どの程度あるのか、厚生省として把握しておればその頻度を教えていただきたいと思います。
○政府委員(谷修一君) 学校の歯科健診の中で咬合の状態等について診査が行われているというふうに承知しておりますけれども、平成八年度に滋賀県で得られました調査によりますと、小学校一年生で要診断、さらに診断が必要だと言われた方が二・四%、それから要観察とされた方が七・四%というような数字がございます。
この初年度の研究におきましては、咬合状態と他臓器の異常に関するこれまでいろいろな学術報告がございましたので、これを再整理するといったような手法によりまして、最新の知見が数多く報告されるといった成果を得たというふうに承っております。
その中には、咬合機能の回復により老人性の痴呆症が軽快した方の報告例が数多く見られるようであります。咬合機能と全身機能には強い関係があると、私も委員会のたびに、質問に立たせていただくたびに訴えをさせていただいておるのですが、その後研究も進んでいることと思いますし、また確かなデータの収集、これも進んでいると思っております。
私は、それも一つの問題だと思いまして厚生省の書籍を探してみましたら、厚生科学研究費で国立予防研究所においても咬合について報告されていました。それはまだ全部完治するというものじゃなくて、少しは何かの足しになるだろう、今から研究課題の一つであるというところでとまっているわけでありますが。
○木暮山人君 その中間報告が、厚生科学研究費で、国立予防研究所において咬合及び顎関節に関する報告がなされていると思いますけれども、その報告の方向性というものは、今どういう方向をたどっているか。 もう一つこれに加えまして、これは有意義なものか、それともこれはやってみてもだめなのか、そこら辺の御判断について厚生省の御意見をお伺いしたいと思います。
その中では、咬合状態に起因する他臓器、全身の臓器の異常ということに関連いたしまして、かみ合わせが悪いということ、つまり咬合が歯以外の組織あるいは全身の器官に影響を及ぼすということが前々から報告をされているようでございますけれども、平成八年度の、初年度の研究ではこういったようなことの病因論というんでしょうか、原因の解明に迫る新しい幾つかの知見が報告をされたというふうに聞いております。
○大口分科員 今歯科矯正では、唇顎口蓋裂に起因した咬合異常または顎変形症による手術の前後における治療、こういうものが保険の適用になっているわけでございますが、それに近いものとかいうものも私はあると思うのですね。ですから、要するに疾患と直接結びつくようなグレーの部分というのがかなりあると私は思うのですね。
平成四年度の三歳児の歯科健康診査の実施状況によりますと、反対咬合あるいは上顎前突、要するに出っ歯といいますね、開咬、叢生、乱ぐい歯、こういう不正咬合の数が、受診児童百六万七千六百四十六人に対して、不正咬合の人数が十二万五千二百七十七人と、およそ一一・七%、一割を超える三歳児の受診児童がこういう不正咬合であると、こういう現実がございます。
そこで、人生の後半期によりよくかめるための咬合運動を改善するための顎運動の正常化、簡単に申し上げるならば、使い古したかむ運動のオーバーホールとでも申しましょうか、新品に近い機能に回復をある時期にしていかなければ、せっかく虫歯にならない歯が八十歳に二十本ありましても、かむ機能が低下すれば何にもならないわけであります。
三、咬合、接触点の調整に時間を要し、鋳造冠の除去はきわめて困難である。 四、ニッケル・クロム合金は、金合金、金パラジウム銀合金と比較してきわめて使いにくい材料である。
○政府委員(岡光序治君) 今回の診療報酬改定に当たりまして、老人の特性を踏まえた歯科医療の充実を図るという観点から、老人の診療報酬におきまして有床義歯指導料とか総義歯装着料あるいは総義歯の場合の有床義歯咬合採得料など、老人に特有な歯科医療の面につきまして一般の診療報酬よりも高い評価を行ったところでございまして、できるだけ老人歯科医療の面での採算面について配慮をしたつもりでございます。